昔々、高田馬場にスケートリンクがありましたとさ

高田馬場のシチズンプラザアイススケートリンクが閉鎖されました。スケートを愛する大人スケーターが、氷上スポーツの今後について考えます。

署名と、拡散をお願いいたします

www.change.org

引き続き署名活動を展開しています。どうぞご協力、そしていろいろな方への拡散、よろしくお願いいたします。

 

先日から毎日新聞に、元フィギュアスケート選手で、現在は慶應義塾大学や法政大学で非常勤講師をやっていらっしゃる町田樹さんが、シチズンプラザのスケートリンクの閉鎖について語られた記事が掲載されています。

 

最初の記事から、さらに多くのことが語られているようです。(有料ですが)

mainichi.jp

 

町田さんのファンの方はもちろん、たくさんのフィギュアスケートファンや関係者の方たちに読まれているようです。でもまあ、なかなか署名は集まらないところが難しいところです。どうすればいいのでしょうね。

 

シチズンプラザと同じか、少し前から、福岡市のパピオスケートリンクも、やはり2021年の閉鎖が予告されて、関係者の方たちが存続運動に取り組んでいらっしゃいます。

 

記事を検索して追ってみると、経過はこんな感じです。

www.nishinippon.co.jp

1月29日付

「パピオアイスアリーナ」(福岡市博多区)が、施設の老朽化などで早ければ来年3月にも閉鎖を検討していることが分かった。施設を運営する西部ガス(同市)が県スケート連盟などに申し入れた。

とあります。閉鎖せざるを得ない状況だと、地元のスケート連盟に申し入れた、と。

そして最近の記事です。

www.nishinippon.co.jp

7月18日付

福岡市で唯一の常設スケートリンク「パピオアイスアリーナ」(博多区)の閉鎖が検討されている問題で、市スケート連盟や県アイスホッケー連盟などは17日、運営会社の西部ガス興商(福岡市)に存続を求める5万5千筆の署名を提出した。

県スケート連盟の福留富枝理事長は「行政にも存続に向け協力要請をしたい」。同社の佐藤操社長は「5万5千筆を重く受け止めた。応援したい気持ちと、財政(負担の重さ)で引き裂かれる思い」と語り、存続可否について言及を避けた。

 

現地に知り合いがいないので、これらの記事に書かれていることが、私が持っている情報のすべてなのですが、これだけでもシチズンプラザを取り巻く事情との違いがあまりに鮮明で、ため息が出てしまいます。

 

上記の記事では、市のスケート連盟などが署名を提出したとなっていますし、記事の中身を読んでいると、リンクの運営会社が「冷凍設備更新に5億円の追加費用もかかり、同社は「一企業としては限界に来ている」として、今年1月に競技関係者に、早ければ来年3月の閉鎖を伝えた。」となっています。猶予期間はシチズンより長いですし、問題点がはっきりと打ち出されています。

 

ああ、なんという違い!

言いたくても言えないことが、たくさんあって。

 

パピオアイスアリーナの存続については、全国のスケーターが署名活動に協力したはずです。東京にいる私も、協力したくらいですから。パピオでは、いろいろな大会も開か入れているので、全国各地に思い入れを持つ人がいらっしゃるはずです。

 

いつかは私も大会に参加してみたいと思っていましたので、どうにか存続してほしいと祈っています。

 

そういえば、過去には大阪でもありましたね。同様のことが。

sports.yahoo.co.jp

 

ただ、高田馬場のリンクは、この立地ゆえに、黒字で運営できてきているんだそうです。設備更新に費用がかかるのは確かですが、経営次第では全体としてそれなりのもうけが出る施設になる見通しもあるのです。

 

どうか、東京の高田馬場のリンクの存続活動にも、ご協力をお願いいたします!