昔々、高田馬場にスケートリンクがありましたとさ

高田馬場のシチズンプラザアイススケートリンクが閉鎖されました。スケートを愛する大人スケーターが、氷上スポーツの今後について考えます。

2020年のルール改正

2020/21年シーズンのISUコミュニケが出ています。

 

こちらの表は、エレメンツの基礎点とGOEの加点についてのもの。

数字の羅列ですが、内容は一目瞭然。

ジャンプの評価はq、<、<<。qは回転不足4分の1以内のことらしく、基礎点そのまま与えられるようです。

https://www.isu.org/figure-skating/rules/fsk-communications/24331-2323-sp-sov-changes-for-season-2020-21/file

 

こちらは、GOEの加点、減点の基準についての文書です。(英語)

https://www.isu.org/figure-skating/rules/fsk-communications/24332-2324-sp-levels-of-difficulty-and-guidelines-for-marking-goe-final/file

 

ちなみに、2019/2020年シーズンの点数表はこちらです。

https://www.isu.org/figure-skating/rules/fsk-communications/21210-2253-s-p-sov-2019-20/file

 

昨シーズンとの大きな違いは、3回転以上のジャンプの基礎点です。

 

なんと、フリップとルッツの基礎点が同じになりました。ルッツの基礎点が下がった形になっています。

 

さらに、4回転ではループ、フリップ、ルッツの基礎点がすべて11点に!!

 

昨シーズンまでは、ループは10.50、フリップ11.00、ルッツ11.50でした。

 

回転数が多いジャンプでは、じつはトウジャンプは跳びやすいと認定されたということでしょうか。

 

まだ多くのスケーターが練習を再開できないでいるなか、2020/21年シーズンの試合がどのように行われるのかは不透明なままです。

 

ですが、選手たちの試合にはいくらか変化が起こりそうですね。

 

 

大人スケーターはたいてい、どんなにすごくてもダブルが跳べたら拍手喝采なので、今回のルール改正はほとんど影響ありませんけれども……。

 

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