昔々、高田馬場にスケートリンクがありましたとさ

高田馬場のシチズンプラザアイススケートリンクが閉鎖されました。スケートを愛する大人スケーターが、氷上スポーツの今後について考えます。

こんなリンクがあったらいいのに③

高田馬場スケートリンクが存続することを願って、ブログを書いています。

 

ちなみに、署名活動が始まりました。

 

よかったらご協力ください。

 

www.change.org

 

2022年には北京で次の冬季五輪が開催される予定となっています。現状では国際大会の開催が難しいなか、いったいどういう形の冬季五輪になるのかはとても気になるところ。

 

数日前には中国メディアから、氷上競技が開かれることになる北京の会場に関する記事が出ていました。

 

japanese.china.org.cn

 

2008年の夏季五輪を開催した際に建築した大きなハコモノを大いに活用し、大規模なリンクをいくつも使えるようにするようです。

 

なかでも中心となるのは首都滑氷館「氷壇(びんたん)」。

 

国際標準リンクが2面あり、スピードスケートのショートトラックカーリングの練習場となるようですが、上記の記事によると、あらゆる氷上競技に適用できるスタイルになっているようです。

 

加えて、トレーニング施設、故障した選手などの回復施設も併設しているとか。

 

さらにすごいのは、100%グリーンエネルギーを使用しているという点です。

 

中国といえばPM2.5、大気汚染というイメージも強いですから、ご存じのない方もいらっしゃるかもしれませんが、中国のグリーンエネルギーへの取り組みはすごいです。

 

そうでなくとも、北京の空を青く保つために、工場などを軒並み遠方へと移転させた過去があります。また、随分前からガソリンを燃料とする原動機付き自転車を新たに所有するのはほとんど無理で、電気を使ったものばかりになっていますし、いまや自動車も小さなものでは特に、EV化が進んでいます。

 

余談ですが、レジ袋は随分前からとっくに有料化されていて、袋持ってなかったらみんな平気で手にもって店を出てきます。お弁当などケータリングの容器も、最近はおしゃれな紙製のものが増えています。

 

もちろん、上記の氷壇は競技会場としての中心ですが、その他、いまの北京にはショッピングモールの小さなリンクから標準サイズのリンクまで、よりどりみどり。練習場には事欠かない環境があります。

 

地下鉄の駅に直結した、地下にイオンが入ったショッピングモールの7階にも、国際標準サイズのリンクがあって、以前、中国のトップ選手たちが参加して開かれたイベントを見に行ったことがあります。

 

youtu.be

2017-18年シーズンのボーヤン・ジン。あんまり調子は良くないときでしたが。

 

youtu.be

ノービスの選手たちとのイベント。じつは、この直後に行われたグランプリシリーズ中国杯の会場でフラワーボーイ・フラワーガールをやる子たちを選ぶイベントでした。

 

とりあえず経済がよくて、練習環境には恵まれている北京、2022年までにどうなっているかわかりませんが。

 

うらやましいことです。