昔々、高田馬場にスケートリンクがありましたとさ

高田馬場のシチズンプラザアイススケートリンクが閉鎖されました。スケートを愛する大人スケーターが、氷上スポーツの今後について考えます。

新型コロナウイルスで大変なときに

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大人もたまには貸し切りで練習します


新型コロナウイルスの感染拡大で、みなさん多かれ少なかれ、不便な思いをしていらっしゃることと思います。

 

シチズンリンクも3月10日から一般営業が中止され、貸し切りのみの営業になっています。

 

羽生選手が練習をしているカナダはトロントクリケットクラブも、15日から閉鎖されることになったようで、あちらの選手たちも氷に乗れる場所を探すのに苦労しているみたいですね。

仕方ないことかもしれませんが、すべての選手が健康で、ちゃんと練習場所を確保できますように。

 

 

 世間では、春の選抜野球大会はじめいろいろなスポーツイベントが中止や延期となっていますし、フィギュアスケート界でも世界選手権が中止(10月以降に延期?)になっていますから、それはそうだろうって言われちゃいそうですが、国内のフィギュアスケートの試合も次々と中止されています。

 

それでも、子供たちは毎日のように一生懸命練習を続けています。

 

スケーターとしてはもちろん、人間として成長過程にある子供たちにとって、いまのこの数日でも、数週間、数カ月も、とても貴重な時間です。

 

身長が、体重が、筋力がこのくらいのいまだから、身につきやすいこと、身につきにくいこともあるでしょう。気持ちも、すごくやる気になっていたり、あるいはちょっとやる気がしぼんでいるときだったりもするでしょう。

 

子供たちはそういう一秒一秒、一日一日を一生懸命生きていくことで、上手になっていくし、いろんな発見をしていくのです。そんな時に、急激な環境の変化にさらされるのはかわいそうだなと思います。

 

子供のころにこんなことがあったことを、成長の糧にしていってほしいと願うばかりです。

 

もちろん、子供たちだけじゃないです。大学生も、大人スケーターもがんばっています。

 

とくにシチズンで練習している大人たちは、1年後の暮らしをまったくイメージでいないでいるので、必死です。

 

2021年の1月31日でシチズンリンクがなくなってしまったら、あるいはスケートがいままでのように続けられなくなるかもしれない。

 

だからいまのうちになんとか、バッジテストの級を上げておきたい!

 

スピンができるようになりたい!

 

ジャンプの種類を増やしたい!

 

まあ、そうは言っても、子供たちに遠慮しながらですから、言うほど練習できないんですけれども。

 

新型コロナウイルスも怖いので、注意しながら、でもいつもより少し空いているリンクで、いまできることを必死でやっています。

 

もちろん、リンクのこともまだまだ諦めていません!!