明日が来ることは、当たり前ではない
もう大きなニュースになっていますが、今日はとても悲しいニュースが飛び込んできました。
日本のフィギュアスケート界で、日本代表として長くアイスダンスを引っ張ってくれていたクリス・リードさんが、急逝されたのです。
まだ、たった30歳だったのに。
いろいろな報道で、再び日本にわたって、お姉さんのキャシーさんと一緒に日本のアイスダンス界をもっと盛り上げる活動を始めようという、その直前の出来事だったと知りました。
希望でいっぱいだったに違いないその時に、突然、亡くなってしまうなんて。
本人がいちばん戸惑っているのかもしれないけれど、それにしても残されたご家族の悲しみはいかばかりか。
一緒に数々の大会に出場してきた日本のフィギュアスケートに携わる人たちも、次々に哀悼の意を示していらっしゃいます。
もちろん、フィギュアスケーター(の端くれ)であり、フィギュアスケートファンである私たちも。
こんな悲しいことが起こっていいのでしょうか。
でも、悲しいけれど、私たちは前を向いていくしかありません。
今日があること、明日があることは、当たり前のことではないんですね。
怪我をしても諦めず、何度でも復活して日本のアイスダンスを引っ張ってくれたクリスさんに恥ずかしくないように。
今を大切に。今できることをおろそかにしないで、生きていかなければ。
毎日の勉強を、仕事を、暮らしを、練習を。
そして、未来の私たちの練習場を守るために。
クリス、素晴らしいスケートをたくさん見せてくれて、ありがとう。
どうか、安らかにお眠りください。