昔々、高田馬場にスケートリンクがありましたとさ

高田馬場のシチズンプラザアイススケートリンクが閉鎖されました。スケートを愛する大人スケーターが、氷上スポーツの今後について考えます。

マスターズチャレンジカップ 中止

選手たちの試合も次々とキャンセルされている現状では、ありうるとは思っていましたが……。

 

大人スケーターが楽しみにしていたマスターズチャレンジカップの中止が、昨日発表されました。

 

毎年5月の土曜日に開かれるこの大会には、全国から多くのスケーターが集まってきます。第25回だった2019年の大会は、のべ259人がエントリーして、朝8時半から夜11時まで開催されました。

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過去3回のマスターズチャレンジカップのプログラム

 

例年はエントリーすればだれでも出られる大会だったのですが、参加者が増えているために、2019年からは新規にエントリーするには、まず応募して抽選に当選しないといけなくなってしまいました。それだけ、大人スケーターが多いってことです。

 

そうです、今年の大会の中止を知って、全国でどれだけの大人スケーターががっくりしていることか……。

 

大会は時間が長いのと、出場している本人は一般に、自分の出番より前の演技を見るのは難しいので、毎年どんな人がどんな演技をしているのか、全体的に把握することはできないんですが、昨年の大会を見てびっくりしたのが、若い世代の出場者です。

 

20代の部(国際大会では28歳からしか出場できませんが、マスターズチャレンジカップは20歳以上で学連登録予定がなければ出場できます、プロ・アマ問わない!)では、子供時代から選手レベルでスケートをやってきた選手が出場していました。

 

社会人になっても仕事の合間にスケートを楽しんで、さらに大会にも出場して。

大人になってから始めたスケーターには今生では無理かなあというような技を次々と繰り出すので、「ずるい~」と思う一方で、同じ会場で高いレベルの演技を見られることへのわくわくも止まりません。

 

そうなんです、自分のペースでずっと楽しめるスポーツになってほしいんです、フィギュアスケートも!!

そのために、私たちのリンクに存続してほしいのです!

 

以下画像は、いまのくやしさをぶつけるために、恥を忍んでアップする管理人の練習風景です。素材少ないからアップしますが、見なくてもいいっす。

スケートを始めて3年目、初めてマスターズチャレンジカップに挑戦した時、先輩方の貸し切り練習に混ぜていただいた際に撮影した、生まれて初めてのランスルーの際のおおコケ写真です。ご笑納ください。

そうそう、転んでもめげるな! 

何もないところで転ぶなんて、なんておいしい才能なんだ!!(涙)

そして……ほんとうに練習って大事ですね。

つまり、練習場所ってとっても大事ってことです!!!

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