スケートリンクがつなぐ人の輪
昨日は春分の日でした。これから、さらに暖かい日が増えて、さらに春めいていくことでしょう。桜の見ごろもあっという間でしょうね。
これは木曜日に撮った、シチズンプラザの玄関口の花です。
ご近所のお花屋さんが毎週あたらしいものを活けてくださっているそうで、その美しさ、いい香りにいつも癒されています。
自分ではなかなかお花を買いにいくことはないんですが、リンクがあるおかげで、季節の変化を先取りして、味わわせていただいている感じでしょうか。
じつはこれを書いている「ざんぼーまんぼー」は、高田馬場に住んでいます。
スケートを始めるまで、こんな都会で暮らす日がくるなんて思ってもいなかったのですが、とにかくスケートがやりたかったのでリンクの近所に引っ越してきました。
高田馬場はどんな街かというと、まあ、適度に都会です。
駅前には飲食店やらパチンコ屋やらがたくさんあります。
大学や予備校(中国人はじめ外国人向けのものも多いです)があります。
でもちょっと奥にいくとそこそこ古い住宅街だったりして、古いお店も少なくありません。
学生さんや商売をしている方々も住んでいるけれど、リタイアされたお年寄りも多いです。
クリニックもそこそこありますが、整骨院やマッサージルームなんかも多いです。
スケートはスポーツですし、始める前に使ったことなかった筋肉や関節を急にたくさん使ったりもします。しかも、最初からなんでも正しくやれるわけではないので、妙な恰好で力いっぱい動かしたりすれば、いろいろ傷んだりするものです。
というわけで、体のケアは欠かせません。近所で、何軒か行ったことのある整骨院や鍼灸院があります。
若いスケーターの患者さんが多い整骨院なんかもあったりするんですね。そうすると、治療している方もやたらとスケートに詳しかったり、あるいは興味を持って質問してこられたり。どういう風に体を動かすスポーツなのかを理解することが、効果的な治療につながるからなんでしょうね。
冒頭のお花もそうですが、こんな風に積極的にかかわってくださる方が同じまちにいてくれるからこそ、みんながスケートを続けられているところもあるのだろうなと思ったりするのです。
普段は目には見えないけれど、高田馬場にスケートリンクがあることで繋がっている人の輪というものがあるのだなと。
リンクがなくなるってことは、そういう輪が切れてしまうということにもなるわけで。
それはとても残念なことで、残念ってだけじゃ済まない、寂しいし、哀しいことだなと思うのです。