昔々、高田馬場にスケートリンクがありましたとさ

高田馬場のシチズンプラザアイススケートリンクが閉鎖されました。スケートを愛する大人スケーターが、氷上スポーツの今後について考えます。

思っていた以上にベテランだった!

高田馬場にあるシチズン(現)のスケートリンクが閉鎖されることが決まったことを受けて、この場所にリンクを残してほしい!というみんなの想いを代弁してブログやってます。

 

以前、リンクには20年選手、30年選手の先輩方もいらっしゃるって書きました。で、毎週滑りにきていらしゃるそういう大ベテランの先輩方に、改めてお話をうかがってきました。

 

そしたらもう、思っていた以上に、20年とか30年とかとんでもない。

もうほぼ40年とか、みなさん超超ベテランばかりでした。

 

「私、今年80歳になるのよ」というとっても上品な先輩は、「たしか、ここでスケートを始めたときは、41歳になるころだったんじゃないかしら」と。

 

加えて、「そうそう、ほら、よく滑りにきてるあの方は私より前からいらっしゃったのよ」とか。

  

話をうかがっていると、たまに貸し切りで一緒に曲かけ練習(ランスルーともいいますが)をしている大人スケーター仲間が、じつはずっとずっと先輩(年上という意味ではなく)で、大学生のころからずっとシチズンで20年以上スケートを続けている方だったことがわかったりして、びっくりしました。

 

子育て時代は、かつて品川にあったリンクでたまに滑っていたという先輩は、品川のリンクがなくなって、どこへ行こうかとさまよっていた時代もあったのだとか。

千葉のリンクに行ったときに、高田馬場にリンクがあることを知って、通い始めたのだそうです。

「子供のころから滑ってたけど自己流だったから、シチズンに来てはじめてちゃんと教わったのよ」

 

いろいろ話をうかがっていると、シチズンプラザの48年にわたる歴史の隅々まで、きっとリンクのスタッフの方々よりもご存知の方たちが、何人もいらっしゃるんですね。

 

みなさん「やっぱりここは場所がよかったのよね。なくなったら、月に1回ぐらいどこか行けたらいい感じかなあ。もう歳も歳だし」とか。ここにリンクがずっとあるのなら、変わらず週1回の楽しみとして続けられるかもしれないのに……。

 

もったいないやら、残念やら。

 

 23日月曜日の神田川の桜です。4分咲きくらいでしょうか。

 

この1週間くらいはお散歩するのにぴったりという感じですね。 

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